薄毛なのに、“帽子”を被らなくてもイイ人生ってあるんだ!
帽子に頼りがちだった過去
抜け毛が進むと、「どう対処したらよいか分からない」という不安はつきもの。そんなとき、帽子を被ることで、薄毛が隠せると考えた人も多いのでは?
現在ガソリンスタンドで勤務する岡田さん(26)もそう考えた一人。
「抜け毛が目立つようになったのは、今から5年ぐらい前です。でも実際のところ薄毛になってみると、どうしたらいいか分からなかったので、とりあえず帽子を被っとけばいいやって、その場しのぎで済ませていました」。
いっときは、前頭部がスカスカな状態になるほど薄毛が進行してしまった岡田さんですが、どうやらその代償は大きかったようです。
薄毛が趣味にまで影響をおよぼす
岡田さんの唯一の趣味であり、また特技でもあるのがスノーボード。
しかし、そんな大好きな趣味も、薄毛が原因でやめてしまうことに。
「元々、僕の親がスノーボードを好きだったこともあって、ゲレンデには小さいころから行ってました。それもあってか、上級者レベルで滑れるようになり、高校を卒業するころには、ゲレンデの中でも注目を浴びるほどになっていました。でも、薄毛が目立つようになると、それまではほとんど被らなかったニット帽で隠すようになっちゃってて…。確かに、ゲレンデで帽子を被ること自体、別に不自然ではありません、むしろ多くの人がそのスタイルです。ただ、僕の場合は、泊まりで行ったときなど、ホテルでシャワーを浴びたあとも被っていました。そんなときゲレンデで仲良くなった人と、ロビーなんかで会うとなんか気まずい感じで」
と岡田さん。しかし、そうしたことが次第にストレスとなり、ゲレンデに行くことすら億劫になっていったそうです。
思わぬ転機はガソリンスタンドから
ガソリンスタンドで働く理由を岡田さんにうかがってみたら、「薄毛なんで、帽子を被ったままできる仕事って最高じゃないですか」とのこと。
さらに岡田さんは、こんなことも話してくれました。
「たまたま大学生のころから、今のガソリンスタンドでアルバイトをしていたんですよ。そうしたら、就職活動の時期と薄毛が目立ち始めた時期が重なったこともあって、迷わず入社を決めました」
そんな入社のエピソードを持つ岡田さんですが、実はスヴェンソンを行うきっかけとなったのもガソリンスタンドだったのです。
「あれは、ちょうど今から1年前のことでした。1台の車が店内に入ってきたのですが、その中に乗っていた中年のおじさんがいきなり話しかけてくるんですよ。『あれっ岡田くんじゃない?久しぶりだね』なんて感じで。でも僕は、その人が誰だか分かりませんでした。そうしたら、おじさんはスポーツショップの店長だと言いだしたので、そこで初めて分かった感じです。スノーボードをしてたころは、よく通っていたお店でしたから。ただ、店長は当時とはだいぶ見た目が変わっていました。だって、こういったら失礼ですが、僕より薄毛だったんですよ。それがびっしりというか、綺麗に髪が生えていたので、驚くのも無理ありませんよ」
そうしたきっかけもあり、また自身も薄毛で悩んでいた岡田さんは、思いきって店長に増毛方法を尋ねることに。
すると、そこで初めてスヴェンソンの存在を知ったそうです。
スヴェンソンとの出会いでやっと帽子を外せるように
後日、岡田さんが久しぶりにスポーツショップへ顔を出して見ると、今度は逆に店長が岡田さんを見て驚いたとのこと。
帽子をとった岡田さんは、薄毛のことやスノーボードをやらなくなった理由を店長に打ち明けました。
それならと、店長は岡田さんにスヴェンソンのことを丁寧に教えてくれたそうです。
「料金のことはもちろん、増毛のプランだったり、あと担当者の方も紹介してもらいました」
と話す岡田さんは、さっそくスヴェンソンで増毛体験を実施され、今では仕事中も人目を気にすることなく帽子が外せるのだとか。
再びスポーツショップに顔を出す機会も多くなったことから、ゲレンデで滑れる日も近いようです。