男性のおすすめ増毛グッズ・増毛サービスとサポートグッズを一挙解説
株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。
「薄毛の悩みを今すぐ解消したい」というとき、手軽な方法は市販品の増毛パウダーや増毛スプレーなどを利用することです。ただし増毛グッズには使用上の注意点があります。理想のヘアスタイルを求めるなら、専門サロンの増毛サービスを受けるのがおすすめです。
そこでこの記事では、増毛グッズの選び方や専門サロンのおすすめ増毛サービス、併用したいサポートグッズを解説します。
市販品のおすすめ増毛グッズ4選
市販品の増毛グッズは増毛パウダー・増毛スプレーの他に、エクステやウィッグ、増毛シートなどがあります。いずれもECサイトやメーカーのショッピングサイトなどから購入でき、商品のバリエーションは豊富です。まずは4種類の増毛グッズについて、おすすめできるポイントと注意点を解説します。
増毛パウダー
市販の増毛グッズの中で主流とされているのは増毛パウダーです。炭や特殊繊維などの微粒子を髪や頭皮へ振りかけることで、地肌の透け感を手軽にカバーしつつ、細くなった髪を太く見せる効果も期待できます。
振りかけただけだと汗・雨による色落ちなどを起こしやすいため、別売りのミストスプレーを吹き付けて定着させる使い方が一般的です。また以下のような注意点もあります。
- 薄毛隠しの効果は一時的なもので、お出かけのたびに振りかける必要がある
- 毛量が少な過ぎたり生え際に振りかけたりする場合、不自然な見た目になることも
- パウダー量の調整が難しく、毎回同じ仕上がりになるとは限らない
増毛スプレー
増毛スプレーは、炭や特殊繊維などの微粒子を、ヘアスプレーのように髪や頭皮へ吹き付けるものです。スプレータイプのため広範囲の薄毛や白髪を手軽にカバーでき、仕上げのミストスプレーは必要ありません。増毛スプレーは「付着型」と「コーティング型」に分けられます。
- 付着型:スタイリング後の仕上げに、特殊繊維を吹き付けるもの。定着する前にブラッシングすると繊維が落ちてしまう
- コーティング型:スタイリング前に、髪の毛1本1本を特殊な膜でコーティングするもの。定着力が高い反面、専用シャンプーでの洗浄が必要な商品も
日々の使いやすさを考えて商品を選ぶ必要がありますが、増毛パウダーに比べて商品のバリエーションは限られます。
エクステやウィッグ
市販品のエクステ・ウィッグを通販で購入し、自身で取り付けることも可能です。エクステは基本的にヘアアレンジを目的として、部分的に髪を伸ばしたり髪色を変えたかったりする場合に利用されますが、手軽な増毛グッズとして使えるものも市販されています。
ウィッグ(かつら)は頭に乗せてクリップなどで固定し、生え際からつむじにかけての広範囲をカバーすることが可能です。ただし市販品は自身の毛量・髪質・髪色などに合わせてカスタマイズされたものではないため、以下のような注意点もあります。
- 地毛との差が際立ち、不自然な仕上がりになることも
- 頭部に対してウィッグが小さ過ぎるときつくて被れず、逆に大き過ぎるとズレやすい
- 運動時や強風で位置がズレたり外れたりすることも
- 見た目が大きく変わり周囲にバレることも
増毛シート
市販品の増毛シートを自身で貼り付ける方法もあります。増毛シートは、人工毛の毛束が植えられた透明なシートを、頭皮に直接貼り付けるものです。後退した生え際やそり込み部分などをピンポイントでカバーでき、市販のエクステよりも自然な増毛感を得られます。
ただし市販品のため、自身で調整して貼り付けられることが必要です。また以下のような注意点もあります。
- 頭皮に密着させるために、貼り付け部分の地毛をそる必要がある
- 粘着シートが肌に合わず、かぶれなどを起こすことも
- 直接頭皮を洗浄できなくなり、かゆみや炎症などの頭皮トラブルが起こりやすくなる
- 次第にはがれやすくなるため、定期的に貼り替えが必要になる
市販品の増毛グッズの選び方
増毛グッズは使用してみるまで分からないことも多いため、購入前に口コミをしっかり確認しましょう。気になる薄毛や頭皮トラブルを悪化させないように、頭皮や髪への刺激が少ない商品を選ぶことも大切です。理想のヘアスタイルを求めるなら、市販品に頼るのではなく、専門サロンの増毛サービスを受けることも検討しましょう。
口コミをしっかり確認する
市販の増毛グッズは、実際に手元に届いて使用してみるまで、自身の薄毛隠しにどの程度の効果があるかは不明瞭です。さまざまなメーカーが多種多様な商品を展開していますが、高価な商品だからといって自身のニーズに合うとは限りません。
購入前に、ECサイトの商品ページなどから口コミを確認しましょう。実際に使用したユーザーの体験談を参考にすると、最適な商品選びを考えやすくなります。
増毛グッズは男女兼用のものもありますが、男性用・女性用で成分などが異なる場合もあるため、ユーザーの性別も区別して体験談をチェックしましょう。
頭皮や髪への刺激が少ない商品を選ぶ
頭皮や髪への刺激が少ない増毛グッズを選ぶことも大切です。刺激が強い成分を含む商品は、かえって薄毛を助長させかねません。
例えば増毛パウダーや増毛スプレーの場合、アルコールや添加物が頭皮の乾燥やかゆみを招く恐れもあるため、アルコールフリーや無添加など低刺激なものを選びましょう。ウィッグの場合は頭部の締め付けの強さや蒸れやすさ、増毛シートの場合はシール部粘着剤や再接着剤の成分も注意したいポイントです。
理想のヘアスタイルを求めるなら専門サロン
市販品の増毛グッズには当たり外れがあるため、複数の商品を試した結果、見た目の自然さやボリューム感などに納得できず後悔することもあるでしょう。
理想のヘアスタイルを求めるなら、専門サロンの増毛サービスを受けるのがおすすめです。専門サロンは毛髪診断士や毛髪技能士といった専門資格を持ったプロがカウンセリングを行い、自身の頭皮・髪の状態や解決したい悩みなどに応じて、最適な提案ができます。
「生え際を自然に見せたい」「徐々に増やしたい」など市販品では難しいアプローチにも対応でき、プロの施術で身体的・心理的な負担を抑えつつ、予算に応じた納得の増毛が可能です。
専門サロンのおすすめ増毛サービス3選
専門サロンの増毛サービスにも複数の種類があります。基本的に、部分的な増毛なら結毛式増髪法、全体的な増毛なら編み込み式増髪法がおすすめです。円形脱毛症などの脱毛症による薄毛をカバーするなら、医療用ウィッグのオーダーメイドも検討しましょう。
部分的な増毛なら結毛式増髪法がおすすめ
結毛式の増毛法は、地毛1本1本の根元に複数本の人工毛や人毛を結び付けるものです。分け目やつむじなど気になる部分の毛量をピンポイントで増やせる他、見た目も自然で、心理的な抵抗感を抑えて手軽に始められます。短時間で1,000本単位の髪を増やすことも、徐々に増やしていくことも可能です。
ただし定期的なメンテナンスが必要で、施術方法によってはブラッシングやブローで抜けやすいこともあります。
薄毛専門理・美容室スヴェンソン独自のエクステサービス「マイヘアプラス」なら、特許技術により地毛に負担をかけない高定着率な増髪を実現しており、ジョイント部を根元に戻すリユース施術で経済的な継続利用が可能です。ご興味のある方は、以下よりチェックしてみてください。
全体的な増毛なら編み込み式増髪法がおすすめ
編み込み式の増毛法は、特殊な糸を地毛に編み込んで土台を作り、その土台に毛髪を結び付けるものです。結毛式に比べて地毛に負担がかからず、また金具で取り付けるウィッグに比べ外れにくく、地毛を生かして全体的に毛量を増やせます。
薄毛専門理・美容室スヴェンソン独自のウィッグサービス「スヴェンソン式増髪法」は、通気性がよく蒸れにくく、分け目や生え際までリアルに仕上がる増髪法です。約1か月に1回のメンテナンス以外は24時間着脱不要で、日常生活も激しいスポーツも、増髪を意識せず楽しめます。ご興味のある方は、以下よりチェックしてみてください。
脱毛症なら医療用ウィッグがおすすめ
円形脱毛症などの脱毛症で増毛を検討している場合、医療用ウィッグがおすすめです。専門サロンなら、お悩みに合わせて最適なウィッグをセミオーダーまたはフルオーダーできます。
薄毛専門理・美容室スヴェンソンは、毛髪を熟知した専門スタッフがカウンセリングやスタイリングを担当し、世界にひとつだけの高品質な医療用ウィッグを最短即日で受取可能です。
脱毛部分だけを隠せるスポットヘア(つけ毛)の他、より広範囲をカバーできるヘアピース(部分ウィッグ)、頭全体をすっぽり覆うフルウィッグにも対応します。月額定額プランの場合、ウィッグが消耗・劣化しても無料で新品に交換でき安心です。詳細は以下よりチェックしてみてください。
増毛グッズ・サービスと併用したいサポートグッズ
増毛グッズや増毛サービスと併用したいサポートグッズとして、育毛剤や発毛剤が挙げられます。育毛と発毛は異なるアプローチのため、期待できる効果の違いを理解した上で購入・使用することが大切です。また頭皮のデイリーケアに必須のアイテムとして、スカルプシャンプーが挙げられます。
育毛剤や発毛剤
増毛グッズ・サービスには即効性があり、「今すぐに髪を増やしたい」といったニーズに応えますが、地毛を育てる効果はありません。地毛を育てたり増やしたりすることを考えるなら、育毛剤や発毛剤の併用も考えられます。
- 育毛剤:残っている頭髪を育てて、頭皮のコンディションを改善するもの
- 発毛剤:毛包を活性化させて、髪が抜け落ちた頭皮に新たに髪を生やすもの
育毛剤と発毛剤の違いは、髪を生やす成分(外用薬)として国内で認可された「ミノキシジル」が配合されているかどうかです。育毛剤は頭髪にハリ・コシを与えたい場合や抜け毛予防に効果を見込めるもので、AGA(男性型脱毛症)による脱毛の場合はミノキシジル配合の発毛剤の効果が期待されます。
スカルプシャンプー
増毛グッズ・サービスの利用中は頭皮・髪への負担が増すため、これまで以上にシャンプー習慣などヘアケアに気を使うことが大切です。頭皮をしっかり洗い上げ頭皮環境を健やかに保つ、スカルプシャンプーに切り替えることも検討しましょう。頭皮の状態は人それぞれのため、自身の頭皮環境に合った商品を選ぶことが重要です。
スカルプシャンプー選びに悩んだら、薄毛専門理・美容室スヴェンソンの「ヘアライズ® TIスカルプシャンプー」をおすすめします。7つのフリー処方で頭皮に優しく、天然由来の有効成分もバランスよく配合されているため、脂性タイプ・乾燥タイプどちらの方にも最適です。ご興味のある方は、以下よりチェックしてみてください。
まとめ
増毛には市販品の増毛パウダーや増毛スプレーなどを使う方法もありますが、スタイリング時の手間や仕上がりの不自然さなどの懸念点があります。理想のヘアスタイルを求めるなら、専門サロンで増毛サービスを受けることがおすすめです。
薄毛専門理・美容室スヴェンソンなら、結毛式の「マイヘアプラス」や編み込み式の「スヴェンソン式増髪法」など、多彩な髪サービスの中から最適なアプローチを選択できます。ピンポイントエクステ増髪の半額体験サービスやウィッグの無料体験サービスも利用可能です。増髪をお考えなら、まずはお気軽に相談してみてはいかがでしょうか。