薄毛じゃないけど増毛!?「個性」に敏感な今の時代だからこその選択
株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。
普段、スポーツ関係の仕事にたずさわる彼は、端正な顔を持つザ・イケメンだ。
現在24歳でまだまだ薄毛とは縁遠そうな年齢。たしかに、増毛した理由は「薄毛だから」ということではなかった。
薄毛とは無縁の彼が、一体なぜ増毛するのか。今回は「薄毛だから増毛する」という常識を覆す、現代の若者の新しい価値観に迫るストーリー。
増毛は特別なものではない。靴や服を選ぶのと同じ感覚で
私は仕事柄、人に接する機会が非常に多く、屋外によく出る。仕事に不満はないし、プライベートも充実しているほうだと思う。
ただし過去に1つだけ、どうにかしたくて仕方がないことがあった。それは毛髪だ。理想のヘアスタイルにしたいと切に願っていた。
断っておくが、私は薄毛ではない。どうにかしたかったことというのは、理想とする重いマッシュの髪型を実現するのに、毛量が十分ではなかったことだ。そこで、20歳のときにウィッグメーカーに行って増毛しようと決意した。
増毛に対して、大きな抵抗感はなかった。若い芸能人だって、増毛していたりするんじゃないか?と思っている。真偽は別として、増毛は服や靴を選ぶのと一緒の感覚だ。オシャレの一環で増毛をして、何も悪いことなんてないだろう。
増毛による理想の髪型と思わぬ副産物
家族に相談したときには、「自分で費用を支払うなら、自由にやればいいじゃないか」と言われた。あっさり承諾を得られて拍子抜けしたが、これでもう迷うことはなかった。私は「理想の髪型を手に入れるんだ!」とわくわくしていた。
そこでまず、インターネットで様々なウィッグメーカーのHPを調べた。中でも編み込み式のウィッグで有名なメーカーが気になった。料金がHP内に表示されていて、施術内容も含め、最も安心できた。また、若いウィッグ利用者の写真も掲載されていて妙に親近感を覚え、そこで増毛をすることに決めた。
増毛を始めた日は、専門学校に入学する手前。ちょうど真冬のクリスマスに、そのメーカーの店舗に足を運んだ。
例の編み込み式のカツラというのは、仕上がりはことのほか良かった。シンプルに、ヘアスタイルをセットしていて毛量が増えたことを実感できる。
ヘアセットの時間も短くなった。入浴も含めて1時間30分かかっていたところが、合計30分短くなった。毎日30分時間を節約できるのは大きい。「増毛でヘアセットの時間が30分増えた」にならないのだから、凄いと思う。
毛量を増やした分、前髪が透けることもない。強風にあおられてヘアスタイルが崩れる心配も少なくなった。理想の毛量を手に入れたことで、やっと思い描く自分になれて嬉しかった。女性に対するアプローチも、少し積極的になった気がする。
学校を卒業して就職後、街で話題のイケメンとして記事で取り上げられたこともある。その記事のおかげか、仕事先での新規のお客さんも増えた。増毛の思わぬ副産物だ。
「薄毛だから増毛する」だけの時代の終焉
今でも、見た目は重要だと思うし、増毛には大きな価値があったと断言できる。
オシャレ目的で増毛を続けている。それでいいと思う。
店舗のスタッフにそう持論を述べると、少数派の考えだと言われた。そうだと思う。私自身、ウィッグメーカーには頭の毛が薄くなった人が行くところだと考えていたから、スタッフの驚きはよく理解できる。
理解できるが、こうも思う。「薄毛だから増毛する」だけの時代は終わった。整形だって簡単にできる今の時代、ウィッグをつけるなんてすごく簡単で、ノーリスクだ。気に入らなければ取り外せばいいのだ。
それに、万が一薄毛が進行しても問題ない。そのままウィッグを調整すれば、周囲にまったくバレない。本当にありがたいことだ。
「ウィッグ=バレる・不自然」という時代はもう古い。
髪のオシャレで困っている人は、私のように、増毛まで視野に入れた解決法をぜひ考えてほしいと思う。
この物語に出てくる「編み込み式の増髪」はスヴェンソン。スヴェンソンは、髪型を変えるように髪を増やすことが自然な選択肢になってほしいと考えています。「増髪(ぞうはつ)」というコンセプトのもと、髪を増やすことは男磨きのひとつとして、様々なサービスを提供しています。
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公開日:2020/06/19