自分の毛へのこだわりとプロレス愛が呼んだ増毛という選択肢
株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。
大学を卒業後、就職した時には既に薄毛が気になっていたという。育毛剤を試したり、髪形を工夫してみたり。時には育毛に効果があると言われているタブレットを海外から輸入して服用することも。しかし服用の継続に葛藤もあり、増毛を決意したそうです。
髪への執念が生んだ、育毛タブレットの服用経験と増毛する決断について振り返り、淡々と語っていただきました。
髪の悩みと奮闘の日々
私が薄毛を意識することになったのは、大学を卒業して就職した頃だった。
毎朝鏡を見て髪を整えるたびに、ボリュームが減ってきていることを実感していた。とはいえ、当時何か特別な対処をしたわけでもなかった。
何年か経ち、職場で知り合った彼女から「最近薄くなってきたかな?」と指摘され、それ以来毎日気にするようになった。
藁をもつかむ思いで、当時流行った「ロゲイン」という育毛剤を使ってみたりもした。
実際に「産毛」のようなものが生えてきたので、効果はあったのだろう。しかし残念なことに、1年ほど継続したところで頭皮が荒れるようになり、自分がイメージするような毛の量には到底追いつかないと考え、使用を諦めた。
髪はあくまで自分の毛で!
その後は短めのヘアスタイルで薄毛を目立たなくしてみたり、帽子を被ることでごまかしたりしていたのだが、根本的な解決にはならなかった。
本格的な植毛も考えたことがあった。実際に詳細を調べたところ、一度に200万円以上の費用がかかることがわかり、相談に行くこともなく断念した。
私は、「髪はあくまで自分の毛で!」とこだわっていたところがあり、40歳になる前には、海外で流通している服用タイプのミノキシジルやプロペシアを通販サイトで購入するようになった。実際に1年以上使用してみたが、これは明らかに効果を実感できた。周囲の人からも「髪が増えたね」と言われるようになった。
服用タイプは、副作用の心配などがよく言われているが、私には特になかったと思う。しかし、予想外の困ったことがあった。他の部位の体毛が濃くなってしまうのだ。特に腕から生えてくる体毛はかなり目立つものであった。
かといって服用を止めれば発毛効果も無くなってしまうだろうし、このまま続けていくべきなのか?という葛藤が毎日続いた。
プロレス愛が呼んだ増毛という選択肢
そんな中で、プロレスラーが増毛しているというCMを見た。私はプロレス観戦が好きなので、とても印象に残った。
この時点で、これまで持っていた「髪はあくまで地毛で!」というこだわりを捨てることになった。
CMに出ていたカツラは、編み込みタイプというもので、着脱する必要がないらしく「これならいけるかも」と思った。
他にいくつかのメーカーも調べてみた。
その時非常に驚いたのは、ほとんどのメーカーサイトに価格が表示されていないことだった。
そんな中で唯一この「編み込みタイプ」のカツラメーカーのサイトでは、価格が明確に掲載されていたので、最終的にここに話を聞いてみようと思った。
早速、家から程よい距離の店舗に出向き、試着をさせてもらった。「これこそが自分が求めていた姿」だと感動した。正直ここまで満足できるものだとは思っていなかった。
その後、試着したまま2週間実際にお借りした。使い勝手がよく理解でき、見栄えも問題なく満足できたので、正式に契約することにした。
「転職」のタイミングで決断!
タイミングも増毛決断の後押しになった。この頃、ちょうど転職を考えていた。新しい環境に行くまでに増毛できれば、周囲は髪の変化には気づかないだろうと。
さすがに家族は変化に気づいた。特に同様に薄くなってきていた父親から「自分もやってみたいよ」言われ、その反応が妙に嬉しかった。
増毛後は、それまでにできなかったことができるようになったことを痛感した。例えば、電車に乗ったときなど、以前は座ることは無かった。上から絶妙な角度で頭部を見られるからだ。それが今は全く気にする必要がない。また、会社の同僚との会話で、髪の話題が出てくることが無くなった。以前は「いつ出るか」とビクビクしていたり、周囲からイジられることもあったのだが、それはもう、過去の話となった。
逆に、職場で薄毛を気にしている同僚が帽子を被ったりして工夫している様子を見ると「ああ、自分は増毛をしていてよかったなあ……」と心の中でにやけている自分が居る。
増毛の相乗効果を実感
さらに、これを相乗効果というのだろうか?
増毛したことと同時に、次第にファッションや洋服に興味を持つようになった。すると、今度は体型を意識するようになる。筋トレをするためにジムにも通うようになった。
髪良し、体良し。これは自然と自信に繫がる。結果として外出が増え、女性との関わりも増えていった。
そもそも増毛した目的の多くは「女性への意識」であることを否定しない。「女性にモテたい」「ウケが良くなりたい」という願望は常に持っている。
増毛後は気分転換でキャバクラに行くこともあるが、明らかにお店の女の子の反応が良くなったと感じる。
そしてこれまで半ば遠ざけていた「結婚」についても積極的に考えるようになった。おそらく、遠からず実現することだろう。そんな自信を与えてくれたのが何よりも嬉しい。
この物語に出てくる「編み込み式の増髪」はスヴェンソン。スヴェンソンは、髪型を変えるように髪を増やすことが自然な選択肢になってほしいと考えています。「増髪(ぞうはつ)」というコンセプトのもと、髪を増やすことは男磨きのひとつとして、様々なサービスを提供しています。
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公開日:2020/05/01