「薄毛だから」ではない理由の増毛ストーリー
株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。
彼はまだ大学生だった。
取材中の受け答えは、全てしっかりと整理して言葉にしてくれる。冷静沈着。聡明な方だと感じた。
「完璧主義なところがあって、とにかく理想の髪型にしたかったんだ」その瞳は揺らぎない。彼の「芯」を垣間見たような気がした。
「薄毛だったから」という理由とはまた少し違った、まだ若い彼の増毛決断ストーリー。
周囲が気付かない、自分の毛量の変化
僕は髪の毛が柔らかく細いということ、そして両親の様子などを見ていても、きっと将来は髪の毛が薄くなるんだろうなあ、と中学生の頃から意識していた。
大学生になってからは、髪を染めてみたり、酒もタバコも嗜むようになり、生活習慣が夜型になったこともあって、髪が薄くなってきているように感じ始めた。まわりの人は全く気付かないくらいの変化だろう。ただ、自分としてはかなり気になっていた。
僕にはヘアスタイルへのこだわりがあって、自分のやりたい髪型を思うようにできないことがストレスだった。仕方がないから…と、しばらくは帽子をよく被っていた。
友人からは、「帽子姿もストリート系で似合うよね。いいじゃん」と言われていたものの、「自分の望む髪型をしたい」という思いは依然強いままだった。そして、その思いを叶えるために行動を起こしたのは、20歳を過ぎた頃。
育毛、増毛、AGA治療…結局、どれが良かったのか?
育毛剤や増毛、それにAGA治療のこともいろいろ調べた。自分には何がいいのか…。メリットデメリット、ひらすら比較して考えた。育毛剤は確実性に欠けるように感じていたし、AGA治療薬は副作用の心配があった。
なら、増毛はどうだろうと、とあるカツラメーカーに相談しに行った。だが「自分の意図することとは違う…」と感じ、そこのメーカーで増毛することは断念した。
自分の性格的に、「どうせやるなら確実な効果が得られるものを!」という面がある。最初のカツラメーカーで一度断念したとはいえ、見た目の効果としては、カツラがベストだという結論になった。「自然でバレなければ」という前提があり、それに適うメーカーを探した。そして、とうとう地毛とカツラを編み込むという増毛メーカーに出会った。
21歳の若さで増毛を決断できた理由
カツラメーカーは、その商材だけあって行くのに抵抗感があるとか勇気が必要とか言われるが、それも間違いではないと思う。ただ、僕は合理的に物事を考える傾向にある。
「自分の悩みを解決するのに、それが一番良いならそうするべき」という考えがあったおかげか、最初のメーカーに相談へ行くときも、別のメーカーへ行くときも、それほど抵抗感などはなかった。そんなことよりも、ちゃんと願いが叶うのかどうかの方が僕にとっては大切なことだったから。
いよいよ、夏休みの期間を利用し、地毛とカツラを編み込むメーカーで増毛した。最初は既製品のカツラだったので、「盛り」過ぎた感じがあって、家族から少しおかしいよ、なんて反応が…。そこのメーカーに相談すると、すぐに自然な量へと調整してくれた。
増毛して得た、「自分の可能性の広がり」とは
増毛で周りの反応が気になる人も多いようだけど、僕はさほど気にしていなかった。自分の「こうなりたい」を実現するためだからだ。とは言っても、人の目が全く気にならないわけではない。「自分がどのように見られているか」という意識は常々あった。
それに、完全に薄毛になってしまってから対処するよりも、今からやってしまうほうが変化の差が小さいから良いだろうとも思った。早い段階から増毛したことで、薄毛で深刻に悩むこともなかった。「悩みでネガティブになった状態を改善できた」と喜んだわけでもない。そういう段階になる前からのスタートなので、「理想の髪型を自由に楽しめるようになった」ということで満足している。
正直、薄毛の悩みというような話は、僕の場合はないと言えるかもしれない。それよりも、「自分のために可能性を広げられたこと」が増毛して得たものになる。可能性の広がりを感じたのは、「生え際」が自然だったことだ。帽子をかぶらずに済むということもあり、ファッションの幅が広がった。
「髪がある」ということ
増毛は、自分が「こうしたい」ということを実現させてくれる手段だ。
男性なら、女性に対する意識というものはあるだろう。僕は女性を意識して増毛したわけではないが、モテるにこしたことはない。もし、完全に薄毛の状態になってしまっていたら、僕は恋愛面の問題も気にすることになっていたのかもしれない。「こうしたい」「ああしたい」…と悩みが増えていくより、早くから増毛して良かったと思う。
日に日に、髪型に対する要求も高くなってきているのを自覚している。これから先も、もっといろんな髪型を試してみたくなるのだと思う。「この髪型いいな。僕もやってみよう」と、わくわくした気持ちになれるのも、髪があるおかげだ。
前を向いて、歩いて行けるのは…
僕は来年から社会人になる。ゆくゆくは結婚、だなんて日も来るのだろう。どんどん変わっていく環境に、期待で胸がいっぱいだ。そして、そんな日々を支えてくれる増毛。
「よし。イイ感じだ!」
今日も髪をセットして、そう思う。気分良く一日を始められるということは、幸せなことだ。
この物語に出てくる「編み込み式の増髪」はスヴェンソン。スヴェンソンは、髪型を変えるように髪を増やすことが自然な選択肢になってほしいと考えています。「増髪(ぞうはつ)」というコンセプトのもと、髪を増やすことは男磨きのひとつとして、様々なサービスを提供しています。
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公開日:2020/02/20