薄毛対策に効果的な増毛方法～植毛、発毛、育毛との違いは？～

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髪コト編集部
プロフィール 2023/03/09

株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。

薄毛対策には多くの選択肢があり、どの手法を選ぶべきか迷ってしまうこともあります。それぞれのメリットやデメリットを理解したうえで、自分に合った方法で改善を目指しましょう。ここでは、頭髪をボリュームアップする「増毛」の方法や、植毛・発毛・育毛との違いについて解説していきます。

増毛の施術には、いくつかの種類があります。薄毛対策を考えている方は、自分の頭髪の状態に応じて選ぶことが大切です。ご紹介するポイントを参考に、最適な増毛方法を検討してみてください。

今回記事を監修してくださったのは、育毛のオーソリティである井上哲夫先生です。

監修者

• 一般社団法人 国際毛髪皮膚科学研究所
• 所長 井上 哲夫

• 1952年、東京生まれ
• 東京理科大学卒業後、総合化粧品メーカーに入社
• ヘアケア･スキンケア商品の研究開発部長を経て、一般社団法人 国際毛髪皮膚科学研究所を設立
• 育毛研究35年、専門分野に取材多数
• 現在までに、全国各地のがん診療拠点病院及び7,000店以上の理美容店、その他各種医療セミナーで講演・指導実績あり

【資格】
生活習慣病予防指導士（日本ホリスティック医学協会認定）、医療機器販売・賃貸管理者及び修理業責任技術者、コスメコンシェルジュ（一般社団法人日本化粧品検定協会認定）

増毛の方法とそれぞれのメリット・デメリット

増毛で頭髪をボリュームアップする方法には、「編み込み式」「結毛式」「貼り付け式（粘着・テープ式）」「金具式（着脱式）」などの種類があります。ここでは、それぞれの方法のメリットとデメリットをご紹介します。

編み込み式

「編み込み式」とは、地毛に特殊な糸を編み込んで土台を作り、その上にウィッグ製品を糸でかがって取り付けるタイプの増毛方法です。ウィッグを頭皮へ直接に装着するわけではないため、頭皮への負担を抑えやすいというメリットがあります。

また、着けたままの状態で洗髪でき、24時間装着し続けることが可能です。汗や水に強く、製品を取り外すことが無いまま日常生活でも安心してお使いいただけます。

一方で、編み込み式は地毛が伸びてくると土台が浮き上がり、見た目の風合いに影響が出るおそれがあります。このような特徴から、編み込み式の増毛は、日常の生活を損なわず、アクティブに動く方に特に効果的な増毛法といえます。

結毛式

「結毛式」とは、地毛1本1本に対して、人工毛や人毛で出来た毛材を結い付けるタイプの増毛方法です。1本の地毛に複数本の毛材を付けることで全体的にボリュームアップさせます。毛流れや長さなどを比較的自由に調節でき、自然なヘアスタイルに仕上がりやすいのがメリットです。

また、生え際・分け目・つむじなど、気になる部分のみを段階的に施術する方法もあります。増毛による違和感が少なく、ナチュラルな見た目を実現しやすいでしょう。

ただし、結毛式は地毛がない部分への増毛には対応できません。したがって、部分的な薄毛にお悩みの方や、ある程度の地毛が残っている状態からボリュームを増やしたい方に適しています。

貼り付け式（粘着・テープ式）

「貼り付け式（粘着・テープ式）」とは、人工毛を植え付けた特殊なシートを頭皮に貼るタイプの増毛方法です。短時間の施術で装着でき、広範囲の薄毛をカバーしやすいというメリットがあります。

一方で、シートの接着剤が地肌に合わないと炎症を引き起こすおそれがあるため、肌への負担を考慮したうえで使う必要があります。また、装着しているときは地肌を直接に洗えなくなる点や、貼る際に残っている地毛を剃らなければならない場合がある点にも留意しましょう。

テープ式の増毛は、すでに薄毛が進行していて、広めの部位をしっかりとカバーしたい方におすすめです。

金具式（着脱式）

「金具式（着脱式）」とは、金具を使って地毛にウィッグ製品を取り付けるタイプの増毛方法です。簡単に着脱できるので、専門サロンで施術を受けずに自分で取り外しができます。

その反面、激しいスポーツなどの運動をしたとき等、常にズレたり外れてしまう不安がつきまといます。シーンによって髪型を変えたい方には、手軽に着脱できるメリットを活かせる金具式をおすすめします。

このような各増毛法によりヘアスタイルを整えることは、早く結果が得られ外見も気持ちも高まります。ただ、「増毛をしたから頭皮ケアは必要ない」とはいきません。抜け毛を抑えることは、増毛でヘアスタイルをさらに自然に整えるために必要なお手入れです。しっかりとケアも継続していきましょう。

増毛と植毛、発毛、育毛、それぞれの特徴

薄毛対策の方法には、上記でご紹介した「増毛」のほかにも、植毛・発毛・育毛などの選択肢があります。それぞれの特徴を押さえて、ご自身に最適な薄毛対策を検討しましょう。

増毛とは

前述の「増毛」とは、地毛以外の毛材やウィッグ製品を使って、髪の毛を増やすことです。1回の施術を受けるだけで、ボリュームアップを実現しやすいという特徴があります。薄毛部分を速やかにカバーしたいときに適しています。

また、増毛は自毛植毛の施術と比べると、最初にかかる費用が低めなのもポイントです。ただし、装着後は定期的なメンテナンスを行う必要があります。使い続けるうちに毛材やウィッグが傷んだり、地毛が伸びて違和感が生じたりするため、こまめにケアができるとより安心です。

増毛の施術を受けるなら、長い目で見て継続利用しやすいサービスを選びましょう。

植毛とは

「植毛」とは、後頭部から採取した地毛や人工毛を自分の頭皮に植え付けて、髪の毛を増やす医療行為です。植毛の施術には「自毛植毛」と「人工毛植毛」という種類があります。自毛植毛では、自分の後頭部や側頭部から採取した髪の毛を、薄毛部分へと植毛します。自分の髪の毛を使うことで、施術の際に拒絶反応を引き起こしにくいのが特徴ですが、植えた髪が生えそろうまでには時間がかかります。

自分の毛髪組織であるためなじみが良く、定着後時間はかかりますが、普通にお手入れができ、シャンプーも自然にできます。

人工毛植毛では、合成繊維で作られた人工毛を薄毛部分へと植毛します。施術を受けると、短時間で髪を増やせるのが特徴です。ただし、人工毛は定着率が悪い傾向にあり、アレルギーや拒絶反応など副作用のリスクがある点に留意しましょう。人工毛の植毛は、異物を皮膚に埋め込みますので、すぐに髪が増えたように見えますが、人工毛植毛部は常に傷口がある状態で、普通にシャンプーを使って洗うことが難しいことがあります。

発毛とは

「発毛」とは、脱毛して髪の毛がなくなった部位から新たに毛を生やすことです。一般的に発毛で採用される方法は「薬物治療」であり、ミノキシジルやフィナステリドなどの薬剤を使用します。1度の治療にかかる費用は、増毛や植毛と比べて低めです。

しかし、発毛を実感できるまでには長い時間がかかり、かつ薬の使用を止めると効果が期待できなくなる可能性や、リバウンドのリスクが存在するのがデメリットといえます。

ただ医薬品を使うだけで髪を生やそうとすることは、ほかの負担があることを可能性として考慮すべきポイントです。

育毛とは

「育毛」とは、既存の髪の毛を太く丈夫に育てて、抜け毛を予防することです。一般的には、育毛剤や育毛シャンプーなど、市販の商品を利用したセルフケアが行われます。育毛剤は長期間使用することを前提にしているので、安心して使えるものを選びましょう。相乗効果を出すには頭皮のマッサージが大切です。ただし、育毛の対策では新しく髪を生やすのは難しいといえます。

育毛剤や発毛剤のユーザーに、効果の満足度調査を行った記事も公開しているので、ご一読ください。

薄毛対策ならスヴェンソンの増髪がおすすめ

薄毛でお悩みの男性のなかでも、金銭的なコストを明確に把握したい方や、より自然な見た目を追求したい方には、ヘアケアメーカー「スヴェンソン」の増毛がおすすめです。

スヴェンソンは、髪型を変えるように髪を増やすことが自然な選択肢になってほしいと考えています。「増髪（ぞうはつ）」というコンセプトのもと、髪を増やすことは男磨きのひとつとして、様々なサービスを提供しています。

ここでは、月額定額制でご利用いただける増髪（ウィッグ）サービスや、自然にボリュームアップできる結毛式増髪をご紹介します。

スヴェンソンの増髪の特徴

ヘアケアメーカー「スヴェンソン」の増髪は、業界初の「月額定額制」を採用しています。追加費用なしでウィッグ製品のメンテナンスや交換ができる保証付きのサービスです。月額料金は、ウィッグの種類に応じて金額が変わります。既製品のウィッグはもちろん、フルオーダーにも対応可能です。

月額定額制の増髪には、金銭的なコストを明確にできるメリットや、自然な見た目を追求できるメリットがあります。サブスクリプションという仕組みなら、ウィッグを購入するケースのように、製品の寿命を心配せずに済むことや、ウィッグの使用期間に対して発生する料金が明白で、安心して利用できることが魅力です。

また、いつでもメンテナンスや製品の交換が可能なため、ウィッグを常に良好な状態に保てます。毛量や風合いが自然な状態で使い続けられるので、仕上がりにこだわりたい方にもおすすめです。

「使用したい時に自分仕様のものを使用したいだけ」利用できる時代になってきている近年、幅広い分野で注目を集める便利なサブスクリプションのサービスですが、「スヴェンソン」の増髪は1998年に業界初の定額制を導入して以来、多くのお客様に利用されています。

カウンセリングや編み込み式増髪の体験も無料で実施中です。サービスの内容や資料請求など、詳しくは以下よりご確認ください。

スヴェンソンの結毛式増髪（エクステ増髪）の特徴

「スヴェンソン」では、ヘアスタイルを自然な印象に仕上げやすい、結毛式増髪（エクステ増髪）のサービスも提供しています。結毛式増髪は、髪の毛を部分的にボリュームアップしたい方へおすすめです。地毛1本1本の根本へ毛材を結び付け、独自の技術でジョイントさせて装着します。

料金は100ユニット（200～600本）あたり22,000円（税込）です。なお、ユニットとは地毛1本1本に取り付ける、人工毛2～6本のまとまりを指します。一気に増髪するのではなく、気になる部分へ段階的に施術できるため、少しずつイメージチェンジをしたい方にもおすすめします。

上の画像は1500本取り付けた場合のビフォー／アフターです。結毛式増髪は特許技術により地毛への負担をかけず、自然な仕上がりを実現できるのが特徴です。定着率は99.2%（2020年3月のデータ）と高く、地毛が成長して以降もリユースできるため、継続利用によるコストカットも期待できます。地毛を生かしながら、生え際・分け目・つむじなど気になる部分をカバーしましょう。

結毛式増髪は、地毛の1本1本が大切になります。しっかり育てるために頭皮ケアもしっかり行うことがヘアスタイルを整えるために必要です。

薄毛対策で増髪するならぜひスヴェンソンへご相談ください

薄毛対策で多くの男性が利用している増髪。今回は、そんな増髪の方法や、植毛・発毛・育毛との違いをご紹介しました。増髪には、「編み込み式」「結毛式」「貼り付け式（粘着・テープ式）」「金具式（着脱式）」などの種類があります。植毛・発毛・育毛と比べると、増髪は1回の施術でボリュームアップを実現しやすく、最初にかかる費用が低めな傾向にあります。

そんな増髪において、金銭的なコストが不明瞭で不安を感じる方や、不自然な見た目になるのを避けたい方にはヘアケアメーカー「スヴェンソン」がおすすめです。スヴェンソンでは、安心の月額定額制でご利用いただける高品質な増髪や、特許技術の結毛式増髪（エクステ増髪）を提供しています。

さらに、無料カウンセリングや編み込み式増髪なら無料のフィッティング体験も実施中です。薄毛対策でお悩みの方は、ぜひ「スヴェンソン」をチェックしてみてはいかがでしょうか？

公開日：2022/05/27

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