増毛は自己投資のひとつ。女性の先輩から学んだものとは！？
髪コト編集部プロフィール
株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。
明朗快活。ハキハキとした受け答えの中にユーモアも交じる。とにかく明るく楽しい人だ。そんな彼も薄毛に悩んでいたと言うから驚いた。
「見た目をかっこよくしたくても出来ない」
そのジレンマを抱えながら、好きなことから足が遠のく日々。それでも、先輩の言動をきっかけに「こういうお金のかけ方もある」と増毛を決めた。以降は、今までとは違うファッションに身を包み、夜遊びにも出かけていると笑う。
改めて、心境の変化をたどる。
美容室で「おまかせ」のスタイルがどんどん短くなっていく
薄毛になった原因を思い浮かべる。
遺伝もあるし、とにかく不摂生だった。仕事が忙しくて寝られないし、休みもない。食事も不規則だった。きっと、そういったさまざまなことが要因となって髪が薄くなったのだろう。
思えば20代に入ってから、薄毛のことは気になっていた。同年代に薄毛の人はいないのに「自分だけが薄い」という感覚もあり、好きな髪型も出来なくなった。美容室でも「おまかせ」にしていたが、どんどん短くなっていく。30歳のころにはソフトモヒカンのキューピーちゃんヘア。それは薄いことを「隠すため」と考えるようにもなっていた。
本当は異性の目も気になるし、見た目をかっこよくしたい…でも、やりたいスタイルにならないことは、心底嫌だった。思えば、他にも嫌だったことはたくさんある。
実年齢に見られることはなく、常に老けて見られていたこともそうだし、エレベーター内の映像もそうだ。アングル的に頭頂部が映るから、いつも嫌な気分だった。
薄毛と共に遠のくキャバクラ
それに、出来なくなったこともある。それまでは、仕事の付き合いもあってキャバクラにハマっていたが、30代になって仕事も忙しくなり、容姿も…なんとなく相手の対応がいつもと違うと思うようになり、足が遠のいていった。そんなふうに、いろいろなことがひっかかってしまったのだ。
さらに、適齢期に入り周囲が結婚をして子供を持つ状況になり、合コンなどの機会も減った。自分から率先して「行こう」とは思わなかったし、やっぱり容姿が気になった。
AGA治療、効果はあったがスタッフが…
そこで、30代半ばに入ってAGA治療で有名なクリニックに行くことにした。プロペシアの服用とLED治療の施術をしたが、とにかく高価だった。でも、効果はあったと思う。クリニックに通っている最中は分からなかったが、ビフォー・アフターの写真を見ると「なるほどね」と思うほど、産毛が生え、髪にコシが出てきたのだ。
でも、そのクリニックの医師や受付スタッフの「上から目線」の対応が気になった。いたわる感じがまるでないし、態度や言葉遣いが気に食わなかった。1年ほどでクリニック通いをやめ、薬だけは個人輸入を始めた。
薄毛対策を調べていたとき、薄毛の人のブログでクリニックに行かなくても個人輸入で薬が買えることを知った。海外製品を扱っている日本の通販サイトで申し込んでみると、今までと形状も違うしドキドキはしたが、それよりも薬が欲しかった。
女性の先輩の「自己投資」を参考に
以降薬を飲み続けているが、あるとき、会社の先輩が「顔のシミを取りに行った」と教えてくれた。その人は一つ上で、未婚女性。年代が同じで頼れる先輩だったから「なるほど、そういう年齢になってきたか…見た目の若さを保つには、お金をかけないといけないんだ、そういうお金のかけ方もありなんだ」と思うようになった。
「お金をかければ髪も増やせる」
そう思って、育毛、増毛、結毛、植毛と、いろいろなことを調べまくった。大手メーカーは、なんとなく「おっさんくさい」感じがして嫌だったから、避けていたら比較サイトにたどりついた。そこで「運動をしてもOK」と書いてある増毛法を発見した。
普段、ジムに行っていたのでちょうどいい。思い切って電話をして、試着もしてみることにした。すぐに「ありだな」と思ったし、お金をかければ、髪が取り戻せる。先輩もシミ取りをしているし「俺もいいんじゃないかな」と思って編み込みタイプの増毛を決めた。
増毛から広がる野望と夢
以降、実年齢より若く見られるし、避けていた夜遊びも復活した。それに、今まではファッションもブランド物を着てごまかそうとしているところがあったのに、今はたとえ安くてもかっこよく着こなすことが出来る。
夏場は390円くらいのTシャツにデニムだけでも、様になるから不思議なものだ。
そうした変化を感じるからこそ、増毛をしてみて良かったと思う。今後は、いい縁があれば結婚もしたいし、もっと偉くなりたいとも思う。独立して会社をつくってみるのもいいかなと、密かな野望を抱いている。
この物語に出てくる「編み込み式の増髪」はスヴェンソン。スヴェンソンは、髪型を変えるように髪を増やすことが自然な選択肢になってほしいと考えています。「増髪（ぞうはつ）」というコンセプトのもと、髪を増やすことは男磨きのひとつとして、様々なサービスを提供しています。
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公開日：2020/06/08
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