70歳でも現役フルタイム勤務。増毛から生まれる活力とは!?
株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。
20代後半で薄毛に気づき、数年後、金具式のカツラを作ったことがある。
でも、緩みが気になって使い続けることが出来なかった。
それでも、第一印象を良くしたいという気持ちは変わらず、編み込み式の増毛に変えた。
すると「薄毛だと忘れてしまうほど普通に生活が出来る」ようになり、仕事に邁進しながら大好きなスポーツも釣りも思い切り楽しむ時間を過ごしてきた。
それから26年。70歳を迎えた今も、若い頃と同じ気持ちで仕事に向き合い「いつか、何もない島で過ごしてみたい」という夢を描いている。
70歳でもフルタイム勤務の活力に
昨年70歳を迎えたが、今もフルタイムで働いている。社長からも「まだまだ続けてくれよ」なんて、嬉しい言葉をかけてもらっている。
ずっと勤めてきた職場は、同じメンバーで変わらない。みんなで年を重ねてきた。中には急に老け込んでしまった仲間もいるが、私自身は若いころと同じ気持ちで過ごしている。それも増毛のお陰だろう。もし、あのときに決断をしていなかったら、きっと見た目もやる気も、いろいろと変わっていたはずだ。
「第一印象を良くしたい」という心理と最初のカツラ
そんな私が薄毛だと気になったのは、20代後半のころだった。抜け毛が急に増えたのだ。とくに、洗髪のときはひどかった。明らかに抜け毛が多く、タオルドライをすると大量の毛がついていた。
30代に入ると、さらに量が増し「これはヤバい…」。そう感じて、市販の育毛剤などを試したが、なかなか効果を感じることが出来なかった。同世代を見ればしっかりと髪があるから、自分だけ「若いのに髪がない」という状態はなんとしても避けたかったし嫌だった。それに、初対面での印象を良くしたい気持ちも芽生えていた。
そこで、増毛を考えた。当時は今のように情報がすぐに手に入らない時代だ。だから電話帳で調べた近所のメーカーでカツラを作ることにした。
だが、そこの製品は金具式。もともと体を動かすのが好きで、スポーツなどでアクティブに過ごすことが多かったから、どんなにしっかりと止めていても動くと緩むのが気になった。さらに汗もかくので、不安が消えなかったのだ。
次に出会ったカツラが運命の節目に
そこで、別のメーカーでの増毛を考えるようになった。「いつも気にならないことと、日常生活に心配がないこと」を条件に探してみると、編み込みタイプの増毛があると知った。確か、雑誌の広告を見たんだと思う。
そこで連絡をしてみると「きちっと編み込む」と教えてくれた。もちろん、半信半疑な部分はあったものの、金具よりは安心だし一回一回外すわけでもない。不安はなくなると感じたことは大きかった。
実際に体験してみると、最初は「ちょっときついかな」と違和感を感じたが、すぐに自分の髪の毛のようになっていた。するといつの間にか、あれだけ気になっていた髪のことを、全く気にしていない自分に気づく。本当に地毛のようだった。
野球でもイカ釣りでも、何でも来い!
以前はあんなに嫌だった海風や強風も全く気にならない。洗髪も楽だし、行きにくかった旅行も積極的に出かけるようになった。ソフトボールや野球で、激しく走っても問題がなかったし、イカ釣りで悪天候の海に出ても、本当に平気だったのには驚いた。まるで自分の髪の毛のようで、普通の人と同じように普通に生活が出来るから、ついつい安心をして、激しいスポーツも釣りも出掛けてしまうのだ。
そんなふうに意識をしなくて済んだから、前向きに明るくなったと思う。心配がなくなって、自然と気持ちも変わっていった。それから26年。今は製品も改良され、よりフィット感も増し、ムレることもない。増毛を始めたときに「この製品があったら良かった」と感じるほどに大満足だ。
だからこそ、これからも仕事をがんばって、いつか、なんにも無い島で、自給自足で1週間くらいのんびりと生活をしてみたいという夢を抱いている。
この物語に出てくる「編み込み式の増髪」はスヴェンソン。スヴェンソンは、髪型を変えるように髪を増やすことが自然な選択肢になってほしいと考えています。「増髪(ぞうはつ)」というコンセプトのもと、髪を増やすことは男磨きのひとつとして、様々なサービスを提供しています。
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公開日:2020/06/04