薄毛に丸坊主はマナー違反!?少女の一言が僕の人生を変えた。
株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。
20代の後半から髪が薄くなり始めてAGA治療をやってみたという塾経営者。確かに抜け毛の進行は止まったように思えたが、「増える」という実感が無かったため、結局は「丸坊主」に落ち着いていたという。しかし、教え子である中学生の女の子から言われた一言で、髪のケアの大切さについて「なるほど」と納得させられたそうだ。
この年末に40歳になるスポーツ好きの彼だが、もう一つの趣味は「クラシック音楽」。自ら指揮者として指導することもあるという。
今のスタイルは上からスポットライトがあたる指揮者の時も安心できると笑顔で語ってくれた。そんな多才な彼がなぜ増毛するに至ったのかを聞いてみた。
20代後半から徐々に髪が薄くなっていき…
僕は、人より少し早いのかも知れないけれど20代の後半、30になる前に自分の髪の薄さに気付いていた。大学を卒業してからは、教育関係に従事していたのだが、クラシック音楽を熱心にやっていたこともあって、学生の音楽指導を頼まれることもあった。そうなると当然「指揮」を引き受けることになるわけで、薄くなってきた後頭部を客席側に向けることにもなる。そこには上から強烈なスポットライトの光があたり、ますます薄い部分が目立って気になる。
AGA治療を2年間粘ってみたけれど
「何とかしないといけないな」。いろいろと調べてみたが、この頃は「自分の髪で何とかしたい」という気持ちも強く、薬で治療するという、いわゆるAGA治療を試すことにした。それから2年近く我慢の服用を続けたのだが…
確かに抜け毛の進行は止まったと感じさせてくれたけれど、自分が望むように増えるというレベルには遠く及ばず、もちろんクリニックの医師もそれを保証などするはずもなかった。結局、AGA治療は断念した。当時、治療の副作用の噂も多く広がっていたことも後押ししたのだと思う。
「丸坊主」の評判と人生を変えた少女の一言
だから「丸坊主」にして髪のことを気にしない様にしていたのだが、これが結構評判が悪かった。
というのも僕の仕事は、塾の先生として檀上に上がることがほとんどで、当然大勢の生徒に姿を見られている。当然頭も会うたびにさらけ出しているのだ。
それに、塾では主に小中学生を教えている。いわゆる「子供たち」を相手にしているといってよいと思うのだが、彼らにとって僕はいったいどういう風に目に映っていたのだろうか?と考えることもしばしばあった。
そんな中で、ある中学二年生の女子生徒から面と向かってこう言われた。
「女性にとって、化粧することと同じように、男性もウィッグとかを着けて髪の毛をちゃんとするのがマナーだと思います!」
僕はすんなりというか、その言葉に妙に納得してしまい、早速いろいろと調べ、話を聞いてみることにした。
「10年もちます」が「3年もたない」というギャップ
最初は地毛に結びつけるタイプの増毛を考えていたけど、そのメーカーにはウィッグを進められた。同じものを2個作って交互にローテーションで使う方法で運用するそうだ。「より安全に」ということで3個のローテーションという提案だった。一つでも決して安くないのだけど、「10年は持ちますよ」と言われ、「それなら」と納得していた。
しばらくそれを使いまわしていると、3年も経たないうちに「ウィッグのサイズと地毛の髪の量が合わなくなってきたので、新しく作りましょう」と盛んに営業してくるのが苦痛になってきた。
「10年持つんじゃなかったの?」というのがこちらの本音だし、しばらくはそういう営業をある程度かわしていたのだけど、散髪に行く度にこの調子なので、さすがに堪忍袋の緒が切れてしまった。
確かに、みんなからは「若返ったんじゃない?」とも言われるし、ウィッグ着けたことには後悔はなかったけど、メーカーの営業姿勢に対しての不信と、その会社に今後もずっとお金を払い続けなければならないという恐さが募っていた。
ハネムーンを機にウィッグを切り替え。妻の反応は…
一方、私生活はというと…昨年結婚した妻とは、二年ほど前から付き合っていた。彼女には自分がウィッグをしていることも伝えていた。彼女にとって、それはさほど大きな問題ではなかったようだが、私は結婚を機に今のメーカーから脱却することもありだと考えていた。
実際のところ、「結婚と同時に」ということにはならなかった。なぜならけっこうお互いに仕事が忙しかったからだ。なので、少し時間を置いてハネムーンに出ることにした。このハネムーンの時こそ、ウィッグを切り替えるには絶好の機会だと考えていた。新しいウィッグを提供してくれるところは「編み込み式」という方法でサービスを提供しているところだった。名前を聞かない会社ではあったが、インターネットでの評判が良かったので、話を聞いてみることにした。
切り替えることもタイミングも、妻は賛成してくれた。これまでのウィッグでは作りにくかった、やや長めの髪に整えてもらった僕を見て、「とってもいいね」と喜んでくれたことが何よりも嬉しい。
こんな副産物も。ハネムーンはやや長めの旅だったので、前のメーカーのウィッグだったとしたら、いろいろと気を遣っただろうと感じる。一方、僕にとって新しいメーカーの今のウィッグは編み込んであるので、外す必要もなく、洗髪も気軽にできるので、旅先で不都合を感じることがほとんど無かった。
髪の安心が生み出すもの
僕たちは共働きで、週末くらいしかゆっくりと向き合うことが無いので、ハネムーンに限らず、1泊の旅行などに出かけたりして、夫婦の時間を大切にしている。これも今のウィッグに変えたことによるうれしい副産物だ。
趣味の音楽の仲間からの評判もなかなかよく、そして、増毛をした最初のきっかけを作ってくれた中学生の女の子も、今は大学生になって時折り塾に顔を出してくれるのだが、その彼女からもすこぶる好評だ。
そもそも、最初のメーカーで続けられなかった最大の理由は、会社やスタッフの方に対しての不信感であった。今、その不安は無いどころか、とても丁寧に対応してくれている。特に価格に対しては「定額制」という仕組みを導入しているので、商品の劣化による資金の捻出という概念がそもそも存在しないのだ。「この期間にかかるお金はいくら」というのがはっきりしていてわかりやすいので、先々の資金計画も立てやすいのが良い。
これらの安心を享受しながら、今後ももっと家族と仕事と仲間を大切に、アグレッシブで充実した人生を送っていきたい。
この物語に出てくる「編み込み式の増髪」はスヴェンソン。スヴェンソンは、髪型を変えるように髪を増やすことが自然な選択肢になってほしいと考えています。「増髪(ぞうはつ)」というコンセプトのもと、髪を増やすことは男磨きのひとつとして、様々なサービスを提供しています。
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公開日:2020/01/15