子供の存在をきっかけに、増毛の世界へ!

株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。

「孫と一緒に写真が撮れるんだ」
そう言って嬉しそうに、照れくさそうに笑顔を見せる。
3人の孫に囲まれる日々は、幸せそうだ。

37歳で増毛をしようと決めたきっかけが、子供の存在と、自分の可能性。
「思春期を迎える子供が友達に、○○くんのお父さんは髪が薄いね、などとからかわれたり、言われたりしたら嫌だな」
「自分はもっと何かをできるかもしれない」
そんな思いを抱えながら、増毛をはじめた。

それから約20年。以前は嫌だった外出も写真も風も「今は楽しめている自分がいる」と教えてくれた。

薄毛であるがゆえの、嫌な思い出

鏡の前で髪のチェックをする男性

薄毛が気になったのは、20代に入る頃だ。頭を洗って乾かしたときに、髪の毛がたくさん洗面所に落ちているのを見たり、鏡を見て「あれ?」と感じることが増えていた。数年、育毛剤を試してみたが、効果はないし、維持もできなかった。

友人から「薄いんじゃない?」と言われることが苦痛だったし、飲み会などでは話題のネタになることも、本当に嫌だった。会社の旅行で風呂に入った後、薄毛を隠すのに必死になっていたことも、思い出す。

増毛を決断した日

24歳で結婚し、翌年、長男を授かった。それから3年後には次女も誕生し、生活もにぎやかになっていく。成長していく子供たちを見守るうちに、運動会やイベントなどで、親がみんなの前に出ていかないといけない場面が増えていった。

子供と自分

「子供の前では若くいたい」「自分が薄毛だから、子供が友達に何かを言われるかもしれない」
そんなことを思うと、運動会などで競技をするときは本当にきつかったし、長男の野球に付き添うときも、心が苦しくなっていった。

長男が中学に上がるころ、37歳になった私は、意を決して妻に相談した。
「増毛したいんだけど…」
妻は、「いいんじゃないの」と背中を押してくれた。

子供が大きくなり、いろいろなイベントが増えたことに加え、子供が年頃になったのが、一歩を踏み出す大きなきっかけだ。自分としても、髪を気にせずに、もっといろいろできるんじゃないかなとも思っていた。

増毛の世界に踏み込んでみて

その後、インターネットなどで、さまざまな情報を集めてみると金具式ではなく、外さなくていいカツラがあることを知った。そして、それが地毛と編み込むカツラだということも。

そんな編み込み式のカツラを目にしてから、店舗に相談しに行った日のことは、今でも鮮明に覚えている。カツラをつけているという担当者を見て「こんなに自然なんだ」と驚いた。
いろいろなことを話すうちに、自分の気持ちも分かってくれたし、この人ならと信用できたことも大きかった。

実際に編み込み式のカツラをつけてみると、本当に自然だった。でも明らかに毛量が増えたので、増毛の翌日には、会社でカミングアウトをした。どんな反応になるか不安もあったが、「それいいじゃん!」と言ってくれた。似たような髪型になった同僚からの「俺と同じだな」という一言も、うれしかった。大きな声で言うのは照れくさいが、妻が「かっこいいね」と言ってくれたことも、うれしい言葉だった。

増毛したからこそ、得られたもの

海岸

増毛してからの生活も変わった。何事にも積極的になり、最近では、堤防での海釣りを楽しんでいる。外出だって増えた。増毛前は風が怖くて乗ろうとは思わなかったロードバイクで、健康維持のサイクリングにも出かけている。

それに、2年前には長男に子供が産まれた。以前は、写真に写ろうとさえ思わなかった自分が、今は孫と一緒にたくさんの写真を撮っている。この瞬間が、本当に増毛して良かったと感じるのだ。

何ごとにも代えがたいうれしさが広がる毎日だが、もうすぐ60歳。いつまでも若くいたい気持ちもあるが、そろそろカツラの白髪の量を増やそうかな、なんて思う。どんなふうに年齢相応にしていこうかと考える日々も、自分にはとても幸せで嬉しい悩みだ。


この物語に出てくる「編み込み式の増髪」はスヴェンソン。スヴェンソンは、髪型を変えるように髪を増やすことが自然な選択肢になってほしいと考えています。「増髪(ぞうはつ)」というコンセプトのもと、髪を増やすことは男磨きのひとつとして、様々なサービスを提供しています。

詳細は以下リンクからご覧ください。まずは気軽に無料体験!納得してから始められます。

 

公開日:2019/12/25

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