シャンプーの仕方は考えている?正しい洗髪手順をご紹介!
株式会社スヴェンソン所属。毛髪技能士の資格を有する、髪のプロで構成された編集スタッフ。髪コトを通して、皆さまが抱える髪の悩みや不安、疑問を少しでも解決できるよう、分かりやすく情報を届けていくことを心掛けています。
シャンプーやトリートメントなど、意外に適切な洗髪手順を知らないという方は少なくありません。適切な洗髪手順で洗髪をしないと、逆に毛穴や頭皮に汚れが残ってしまう原因にもなります。
毛穴が詰まってしまうと、抜け毛や薄毛をより悪化させてしまう状態になるリスクが高まるでしょう。
ここでは、抜け毛や薄毛に悩む人にも読んでほしい、正しい洗髪手順について詳しくご紹介します。
正しい手順で抜け毛や薄毛予防!
男性に多い傾向ですが、洗髪は無造作に行い、ささっと洗い流せば十分だ。なんて考えている方は注意が必要です。適切な手順で洗髪をしないと、皮脂をしっかりと落とすことができません。さらに、シャンプーなども流し切れずに毛穴に詰まってしまう可能性があるでしょう。汚れが詰まってしまうことにより、頭皮環境が悪化してしまいます。男性だけでなく女性の方もこの機会に正しい洗髪方法と手順を確認して、清潔な頭皮環境を目指しましょう。基本的な洗髪方法は男女共に共有です。
抜け毛や薄毛で悩んでいる場合、このような頭皮環境の悪化は複合的に作用してしまい、抜け毛が促進されてしまう恐れがあるのです。逆に、適切な洗髪手順ですることができれば、頭皮環境が改善されて、育毛や発毛の手助けとなります。正しい洗髪手順を覚えて、髪や頭皮をいたわってあげましょう。
ブラッシング
洗髪を始める前に、まずブラッシングをするようにしましょう。ブラッシングをすることで、髪についている汚れを浮き上がらせて、シャワーやシャンプーで落としやすくすることができます。また、洗髪時に髪が引っ掛かりにくいので、髪を傷つけてしまうリスクを低くすることができるでしょう。
さらに、ブラッシングをすると頭皮を適度に刺激することができます。これによって、頭皮の血行促進を促すことができるので、髪や毛母細胞にとって良い効果が期待できるのです。ブラッシングをする際には、目の粗いタイプのブラシを用いて、髪の根元から毛先に向かってやさしくブラッシングするようにしましょう。
もし、途中で引っ掛かった場合は、無理にブラッシングするのではなく、ほぐしてからブラッシングしてください。
シャンプー
いきなりシャンプーを始めるのではなく、まずぬるま湯で軽く髪を洗うようにしましょう。ぬるま湯で洗うことで、毛穴を開いて頭皮や毛穴の汚れを落としやすくすることが期待できます。また、シャンプーは地肌に直接液を垂らすのではなく一度手のひらで十分に泡立ててから洗髪を始めるようにしましょう。
液のまま頭皮に当ててしまうと、毛穴にシャンプーが詰まるリスクを高めてしまいます。シャンプーで頭を洗う際には、ゴシゴシと髪を洗うのではなく頭皮をやさしくマッサージするように洗うのがポイントです。また、その際に爪を立ててしまうと頭皮を傷つけてしまう恐れがあるので、指の腹を使って洗うようにしましょう。
すすぎ
シャンプーが終わってすすぐ際には、十分すぎるくらいのたっぷりのお湯を使ってすすぐようにしましょう。美容院などでシャンプーをしてもらう場合は、しっかりと担当者が目で確認しながらシャンプーをすすいでくれます。しかし、自分でシャンプーをする場合、どれくらいすすげているのかを確認することができません。
せっかくシャンプーで汚れを浮かせたのに、すすぎ残しがあってしまうとそれが頭皮の毛穴に詰まってしまうこともあるのです。耳の裏などの部分は、とくにすすぎ残しが発生しやすい傾向です。すすぎ残しが出ないように、お湯をたっぷり使って流しましょう。
一方向からお湯をかけてすすぐだけではなく、反対側や側面からお湯をかけることで、しっかりとシャンプーを流すことができます。
トリートメント・コンディショナー
トリートメントやコンディショナーを使うときに、シャンプーと同じように頭皮を含めてつけてしまう方が多いのですが、トリートメントは髪を保護するためのものですので、頭皮につける必要はありません。
髪の根元から少し離して、毛先にかけて髪全体につけるようにしましょう。多少残っている方が、髪をしっかり保護してくれるように感じてしまいますが、トリートメントやコンディショナーは残ってしまうと毛穴の詰まりの原因になってしまいます。しっかりと流したとしても成分は髪に残りますので、すすぎ残しがないようにしましょう。
ドライヤー(乾燥)
洗髪の後の乾燥も重要です。自然乾燥をする方も少なくありませんが、自然乾燥は、髪を傷めたり、雑菌が繁殖したりする恐れがあるので注意が必要です。まず、タオルで軽く髪をたたいて水分を取り除きます。このときに髪をこすってしまうと、傷める恐れがあるので気をつけましょう。
ある程度水分が取れたら、ドライヤーを使って乾燥していきます。ドライヤーを当てる際には、髪の根元をしっかりと乾燥させるようにしましょう。ただし、ドライヤーを髪に近づけすぎると傷んでしまうので、20cmほど離して、ドライヤーを動かしながら風を送るようにすると、髪をいたわりながら乾燥させることができます。
また、乾かしすぎも髪によくないので、ある程度乾いたら冷風にして仕上げてください。
まとめ
今回ご紹介した洗髪の手順は、基本的なものではあるものの髪にとってとても重要な工程です。髪や頭皮を守りながら洗髪することで、薄毛や抜け毛を和らげたり、改善できたりする可能性があります。ぜひ今日から実践してみてはいかがでしょうか。
記事の参考URL
http://news.livedoor.com/article/detail/12873678/
https://www.hairmedical.com/nukege/taisaku/
https://local.mens-svenson.net/kamikoto/others/other/ハゲ予防の代表的なおすすめの対策を紹介/
https://www.aderans.co.jp/kamiwaza/usugeno_taisaku/shampoo_rinse_treatments/
公開日:2019/09/30