【写真解説】どこからが薄毛に当てはまる?女性700人に調査してみた

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フリーライター・書評家。大阪に生まれ育ち、2010年に上京。2013年からライターとして活動開始。取材記事や書評、コラムの執筆を通し、「生き方の多様性」について考えるようになる。子どもの頃から強いくせ毛がコンプレックスで、中学生の頃から15年間縮毛矯正をあて続けていた。しかし、髪が傷み中断。ヘアケアをしつつ、髪のおしゃれを楽しみたいと思っている。

「髪が以前より減った気がするけれど、自分が薄毛なのかどうかわからない」そんな悩みを抱えている人向けに、女性700人にアンケートをとりました。

レベル別に6人の男性の毛量を見ていただき、薄毛の兆候を感じるのはどこからか、またどの程度から薄毛だと断定できるのかをリサーチ。薄毛専門美容室や増毛方法など、薄毛のレベル別に紹介します。

今回この記事を監修してくださったのは、東洋医学を美と健康に応用する「脱毛ケア」「頭皮ケア」のオーソリティである井上哲夫先生です。

監修者
  • 一般社団法人 国際毛髪皮膚科学研究所
  • 所長 井上 哲夫
  • 1952年、東京生まれ
  • 東京理科大学卒業後、総合化粧品メーカーに入社
  • ヘアケア・スキンケア商品の研究開発部長を経て、一般社団法人 国際毛髪皮膚科学研究所を設立
  • 育毛研究35年、専門分野に取材多数
  • 現在までに、全国各地のがん診療拠点病院及び7,000店以上の理美容店、その他各種医療セミナーで講演・指導実績あり

【資格】
生活習慣病予防指導士(日本ホリスティック医学協会認定)、医療機器販売・賃貸管理者及び修理業責任技術者、コスメコンシェルジュ(一般社団法人日本化粧品検定協会認定)

女性700人が回答!薄毛のアンケート調査

後頭部比較

700人の女性に薄毛の程度が異なる男性の写真を見せて、どこからが薄毛だと思うかリサーチしました。

薄毛の兆候を感じさせる毛量は…

女性が「この人、これから薄毛になりそうだな」と感じるのはどのレベルからでしょうか?写真と共に確認していきましょう。

①はほとんど気にならない女性がほとんど

男性の後頭部拡大1

①の毛量については、約97%の女性が薄毛について何も感じないようです。しかし「この人、薄毛になりそうだな」と思っている人がほとんどいないと言われても、どうしても安心できない人も存在しているでしょう。

外見上問題のない時でも、人は少しずつ老化を始めています。頭皮や髪の毛も日々老化していくため、頭皮ケアとしてのお手入れを行うことが大切です。頭皮や髪のケアは「虫歯にならないように歯磨きをする」という考え方と同様です。

②は45.29%、これから薄毛になりそうと感じる女性が多い

男性の後頭部拡大2

アンケートの結果によると、約45%という半分近くの女性が、②レベルの髪を見て「この人、いずれ薄毛になるかも知れない」と感じているようです。

男性の後頭部拡大3

③は24%の人が「これから薄毛になりそう」と感じています。しかし、口述する「ここからが薄毛」と確信する人の割合のほうが上回ります。④以降は0に近いのかと思いきや、④は11%、⑤は3.71%、⑥は12.71%でした。女性でも人によって、薄毛への認識レベルは異なるようです。

薄毛だと断定できる毛量は…

アンケートに答えた700人の女性たちのうち、「①からが薄毛だと思う」と答えた人の割合は2.43%です。「②から」と答えた人の割合は26.86%と3割に近く、少ないとは言い切れませんが「これから薄毛になりそう」と感じた人の割合の方が高いです。

③からは薄毛だと思われる可能性が高い

男性の後頭部比較3-4

同じ質問をすると、③からだと答えた人は32.86%、④からだと答えた人は26.29%でした。ボリュームゾーンは②から④までで、⑤は3.86%、⑥は7.71%でした。「薄毛をなんとかしたい」と感じるのは人によって異なりますが、周囲の女性たちがどう思うか気になる場合、③④あたりからは「確実に薄毛の男性だ」と感じる人のほうが多いと言えます。

アンケート結果のまとめ

・②の毛量くらいになると、薄毛の兆候を感じさせる

・③④の毛量あたりでは、薄毛の人であると認識される

薄毛の程度によって変わる対策・増毛方法

悩むサラリーマンたち

人によって、増毛を希望する範囲や量は異なります。考え方に個々で違いがあることを踏まえたうえで、判断基準がわからず悩んでいる人におすすめの方法を、髪の毛量のレベル別に紹介します。あくまで分類分けは目安です。

①に当てはまる人は薄毛予防対策と薄毛専門美容室へ

薄毛専門美容室スヴェンソンは、髪型を変えるように髪を増やすことが自然な選択肢になってほしいと考えています。「増髪(ぞうはつ)」というコンセプトのもと、髪を増やすことは男磨きのひとつとして、様々なサービスを提供しています。

男性の後頭部1

①は薄毛に当てはまりませんが、将来のためにも育毛剤などで抜け毛予防をすることが大切です。薄毛専門美容室では頭皮ケアのメニューが充実しているので、選択肢の1つとして考えてみるのも良いでしょう。

②③に当てはまる人は薄毛専門美容室と結毛式の増髪法を

②③の人も、薄毛専門美容室は心理的ハードルが低いのでおすすめです。薄毛が目立たないよう、地毛を活かした格好良い髪型に仕上げてくれます。「薄毛だから急に増髪しなければならない」ということはないのです。

たとえば、薄毛専門美容室スヴェンソンはプライベート空間での施術です。薄毛に詳しいスタイリストになんでも相談できます。ヘッドスパ感覚でできる頭皮ケアや本格育毛ケアや、髪をコーティングして毛を太く見せられるメニューなどがあります。

初回は特別価格でサービスを受けることが可能なので、選択肢のひとつとして考えてみると良いでしょう。薄毛専門美容室スヴェンソンの詳細は以下からご覧ください。

また、②と③に当てはまる人は結毛式の増髪もおすすめです。

頭部に残っている地毛に、人工の毛材を結び付ける結毛式増髪は、仕上がりがナチュラルに見えます。ただ、増髪したい箇所に地毛がまったくないと結毛は行えません。

髪の薄さの程度と希望する毛量によっては、他の増髪方法にしたほうが良い可能性もあるので、まずは結毛を施術してくれるメーカーに行って相談することが大切です。

③以降に当てはまる人はカツラなどでの増髪を

男性の後頭部比較3-6

③から⑥の人が希望する毛量を手に入れるためにおすすめなのは、カツラなどによる増髪方法です。3種類に分かれていて、全面に人工毛や人毛が付けられているシートを使う粘着式増髪、金具や樹脂で作られたピンで頭部からカツラがはずれないように固定する着脱式増髪、一日中着けたままでいられる編み込み式増髪があります。

自分がどれに向いているのか知るためにも、結毛式と同様に、専門のカツラメーカーで相談することをおすすめします。

髪の毛量に対する違和感は解決できる

「最近髪が薄くなってきたなあ」と思ったら、自分の髪の毛量が客観的に見ても違和感があるのかどうかチェックしてみましょう。そのうえで、自分の薄毛のレベルに合わせた対策を練ることが大切です。

ただし、薄毛予防対策は毛量の悩みに限らず、すべての方に必要なことです。今ある毛量を維持する・抜け毛を少なくする・髪のボリュームアップに貢献する・フケやかゆみの対策などが期待できるからです。

薄毛に悩み、増髪を考えている方は実際に増髪している人に取材した「100人取材 増髪体験談」をぜひご参考ください。髪コト編集部イチオシの記事はこちらになります。ぜひ読んでみてくださいね。

公開日:2020/05/28

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